ステータス性が魅力のプラチナカードを作りたいと申込みを検討しているけど、おすすめのカードを知りたいのはもちろん、年会費や年収など、審査基準について気になりますよね。
中にはプラチナカードはインビテーション(招待)がないと作れないと思っている人もいますが、インビーテーションなしでも作れます。
この記事では、プラチナカードを作りたい人に向けて
- プラチナカードの基礎知識
- 2020年人気のおすすめプラチナカードの比較
- インビテーション(招待)を受けるおすすめの方法
といった内容をまとめて解説しています!どうせ持つならステータス・サービスが充実しているカードを持っておくべきなので、ぜひご一読ください。
このページの目次
プラチナカードとは?
プラチナカードとは、クレジットカードのグレードに対する呼び名のひとつです。
クレジットカードのグレードは、「一般カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」という順に分かれており、「プラチナカード」は「ゴールドカード」の一つ上のグレードのことを指します。

また、プラチナカードの一つ上のグレードに「ブラックカード」が存在しますが、大半のクレジットカード会社にとってブラックカードは非常に希少です。
中にはブラックカードを発行していないクレジットカード会社も多く、その場合はプラチナカードが最上位のカードとして扱われており、最上級のサービスが提供されています。
入手方法
プラチナカードは、以下のいずれかの方法で入手することが可能です。
- 自分で申込んで入手する
- インビテーションをもらって入手する
申込み制のプラチナカードであれば、審査に可決することによって持つことができます。一般的なクレジットカードと同じですね。
一方、インビテーション制の場合は、ゴールドカード所有者の中から選ばれた人にだけ、プラチナカードへ切替えのインビテーションが届くようになっています。
ちなみに、インビテーションとは、「所有しているクレジットカード会社から届くグレードアップへの招待状」という意味。
インビテーションがないと作ることができないので、普通のクレジットカードのように、申込んでカードを発行することができません。
インビテーションが届く条件を公開しているクレジットカード会社もないので、いい攻略法がないのが現状です。
また、申込み制、インビテーション制に関わらず、どちらも豪華な特典やサービスが付帯していますが、一般的にはインビテーション制のプラチナカードの方が、特典やサービスのグレードが高く、それに応じて年会費なども高い場合が多いです。
年会費
プラチナカードの年会費はカードによって幅が広く、3,000円程度のカードもあれば、17万円かかるカードもあります。
また、年会費に比例してサービス内容も異なるので、自分の受けたいサービスなどが付帯しているかどうか、そのサービスに対して年会費は見合っているかどうかの判断が、カードを選ぶ目安となります。
プラチナカードが持つメリットと魅力
プラチナカードを持つと、高スペックのサービスや充実した特典を利用することができます。
具体的にどのような内容のサービスや、特典があるのか確認してみましょう。
コンシェルジュサービス
レストランやゴルフ場の案内、予約、各種手配や海外でのトラブルへの対応などをしてくれるのがコンシェルジュサービスです。
個人で購入するのが大変な海外のコンサートチケットの手配も行ってくれますし、ホテルもコンシェルジュ経由だと予約が取りやすくなるなど、様々なことを一手に引き受けてくれます。
空港ラウンジが利用でき、マイルも貯まる
多くのプラチナカードには、プライオリティパスのプレステージ会員と同レベルのパスが無料で付帯しています。
ちなみに、プライオリティパスとは会員専用の空港VIPラウンジを使用できるパスのこと。その中でも最上級の会員ランクに位置するのが「プレステージ会員」です。
つまり、プラチナカードを持っているだけで、プライオリティパスの最上級の会員ランクと同じレベルのパスが使えるということですね。
また、マイルの換算率も高いので、効率的にマイルを貯めることが可能。飛行機に乗ることが多い方は、プラチナカードを持っているだけで、いつもより豪華でお得に空の旅を楽しめますよ。
付帯保険
プラチナカードの大きな魅力の一つが、充実した保険内容です。
大半のプラチナカードには、傷害・死亡や後遺障害などがついた海外旅行保険、国内旅行傷害保険が付帯しており、中には最高1億円を補償してくれる保険が付帯しているカードも存在します。
特に旅行先では病気や怪我などの思わぬトラブルが発生しがちですが、プラチナカード1枚あれば安心して旅行を楽しむことができそうですね。
また、旅行関係以外でも、コンサートなどのキャンセル費用を補償してくれる保険や、ショッピング保険(動産総合保険)など、様々な保険が付帯しています。
ポイントの還元率が高い
プラチナカードは一般的なクレジットカードに比べると、ポイントが貯まりやすく設定されているケースも多いです。
自分がよく利用するお店などに関連したプラチナカードを持っていれば、さらにポイントを効率よく貯めることもできます。
グルメ優待
中には、「対象のレストランで、2名以上のコース料理オーダーで1名分の料金が無料」などの、グルメに関するサービスが利用できるプラチナカードもあります。
普段行けないような高級レストランをお得に利用できるケースも多いので、恋人や大切な人と食事に行く際にはとても重宝するサービスです。
ホテルの部屋がアップグレード
旅行サービスに関連した会社が発行しているプラチナカードには、ホテルの部屋を無料でアップグレードできる特典がついているケースが多いです。
また、プラチナカードの中でも特にステータスが高い部類のカードを持っていると、アップグレードの特典がついていなくても、ホテル側の方でアップグレードしてくれることもあります。
いずれにせよ、無料で部屋のグレードを上げられるのは、よくホテルを利用する方にとって大きいメリットですね。
ステータスも抜群
クレジットカードのステータスは、社会的信用や評価にも直結します。
特にプラチナカードのステータス性は別格。プラチナカード1枚で、自分の価値も上がります。
例えば、「支払い時にさりげなく出したカードがプラチナカードだった」というだけでも、周りからの評価は急上昇。会社の後輩や彼女、気になる異性にもかっこいいと思ってもらえる可能性が高くなりますよ。
使いこなせばコスパ最強
プラチナカードを持つと、それなりの年会費がかかるので「クレジットカードに年会費を払うのはもったいない」という考えの方には、どうしてもコスパが悪いと思われがちです。
とはいえ、コンシェルジュサービスや宿泊先でのアップグレード、レストラン特典などの充実したサービスを使いこなせば、年会費の金額以上のリターンも受けることも可能。
うまく使うことができれば、どんなカードよりもコスパがよくなるのがプラチナカードの特徴でもあります。
万全なプラチナカードにデメリットはある?
一見メリットしかないようにも思えるプラチナカードですが、もちろんデメリットもいくつかあります。特に代表的なデメリットが以下の3つです。
- 年会費が高い
- シルバーカードにしか見えないカードもある
- サービスの利用に条件が設けられるケースがある
中でも、よく言われているのが年会費の高さですね。プラチナカードを作ろうと思っていても、年会費の高さがネックになって発行を見送ってしまうケースもあるようです。
とはいえ、年会費の高さは充実したサービスや特典内容で十分カバーできるので、そこまで大きなデメリットというわけではありません。
また、その他のデメリットもプラチナカードに限った話ではないので、これらのデメリットだけでプラチナカードの発行を見送ってしまうのは、もったいないです。
プラチナカードの審査・年収基準
プラチナカードの審査に通るために必要な年収は、300万円〜1,000万円以上と幅が広く、どのプラチナカードの審査を受けるかにもよって大きく変化します。
また、審査を受けるための基本的な条件は、毎月の支払い能力があること、ある程度の安定収入がある方が対象になります。
審査対象になる年収や年齢の目安
プラチナカードの申込み基準の欄には、必要な年収や年齢が記載されていないケースが多いです。なので、一つの目安としてゴールドカードの審査基準以上を目安にしましょう。
プラチナカードはゴールドカードの一つ上のグレードなので、ゴールドカードの審査基準以上を目安にすれば、プラチナカードの最低限の審査基準を把握することができます。
例えば、ゴールドカードの審査基準が「30歳以上、年収400万円以上」だとすると、プラチナカードの場合でも、最低限その基準を満たしている必要があると推測できますよね。
ちなみに、ゴールドカードの申込み基準に年齢が記載されてない場合は、30歳以上を目安にするのがおすすめです。
ただし、カードの利用状況によっては、20代でもインビテーションが届く方もいるので、あくまで目安の一つとして考えましょう。
2020年プラチナカードおすすめランキング!
ここからは、数あるプラチナカードの中でも、特に特典やサービスが充実しているおすすめのプラチナカードを紹介します。
どれも申込み制なので、インビテーションは必要ありません。
それぞれ特徴が異なるので、しっかりと確認・比較して、自分に合ったプラチナカードを見つけましょう。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
おすすめのプラチナカードランキング第1位は、ステータス性抜群のアメックス・プラチナカードです。
見た目のステータスだけではなく、最上級のサービスや特典が付帯しており、数あるプラチナカードの中でも、最高レベルの1枚と言っても過言ではありません。
プライオリティパスに加えて、アメックス上級会員専用のVIPラウンジ、デルタ航空のVIPラウンジも無料で使えるなど、ラウンジだけでも豊富なサービスを受けられます。
JCBプラチナカード
JCBプラチナ
JCBプラチナカードは、年会費がプラチナカードの中でも割安なので比較的作りやすいカード。作りやすい割には、特典やサービスのクオリティが高く、コスパがいいと評判です。
特に大きな特徴が「プラチナ・コンシェルジュデスク」というサービス。チケットの手配、ホテルやお店の予約、提案などを、24時間いつでも電話・メールにて頼むことができます。
また、ある程度利用を重ねることで、JCBの最高峰カードである「JCBザ・クラス」のインビテーションが届きます。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
「家族で旅行に行くことが多い」という方におすすめなのが、三菱UFJニコスが発行している「MUFGプラチナアメックス」です。
このカードには、最高1億円補償してくれる海外旅行傷害保険が付帯しているのですが、家族カードを発行している家族会員も同じ補償を受けることができます。
しかも、家族カードの年会費は1人目まで無料。2人目以降も税抜き3,000円という破格の値段で持つことができるので、別々に旅行保険に加入するよりも圧倒的にお得です。
三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナ
三井住友カードの中でも最上級のカードに位置するのが、三井住友カード プラチナ。高ステータスにも関わらず、インビテーション不要のプラチナカードです。
国際ブランドはVISAだけでなく、Mastercardも取り扱っており、税抜き5,000円の年会費を追加すれば2枚持ちすることが可能。海外旅行先での買い物の際に重宝します。
また、サービスも充実しており、コンシェルジュサービスや最高1億円の海外・国内旅行傷害保険、対象のホテルの優待割引サービスなど、プラチナカードならではの豪華な特典が満載です。
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・アメックスは、プラチナカードとしては年会費が22,000円と比較的安価なカード。
セゾンアメックスの中では最高峰のクレジットカードで、有効期限がないセゾン永久不滅ポイントや、マイルも効率的に貯まります。
保険関係も充実しており、海外旅行保険は最高1億円、国内旅行は最高5,000万円の補償が付帯。また、年間最高300万円まで補償してくれるショッピング保険など、安い年会費にも関わらず手厚い保険が付帯しています。
Orico Card THE PLATINUM
Orico Card THE PLATINUM
「どうしても年会費の負担が気になる」という方には、「Orico Card THE PLATINUM」がおすすめ。このカードは、年会費が税抜き18,519円とコスパ最強のプラチナカードです。
家族カードは3枚まで無料。ポイントも貯まりやすく、「オリコモール」経由のネットショッピングでは、最大15.0%のボーナスポイントが貰えます。
海外旅行保険などの手厚い補償内容も付帯しており、申込制のプラチナカードの中でも人気の高いクレジットカードです。
TRUST CLUB プラチナマスターカード
TRUST CLUB プラチナマスターカード
プラチナの常識を変えると言われているTRUST CLUBプラチナマスターカード。
最大の特徴は他社プラチナカードに比べると手軽に申し込むことが出来るカードでありながら、プラチナカードレベルの豪華な特典を得られる点。
22歳以上で年収200万円以上であれば入会可能!年会費も3,000円とお手頃ながら、最大3,000万円の海外旅行保険を利用できたり、国内外の高級ホテルや旅館有名レストランの優待が受けられたりとプラチナクラスのサービスを受けることができます。
審査が有利!インビテーションをもらうのにおすすめのゴールドカード!
自分からプラチナカードに申込んで、プラチナカードを入手するのも良い方法ですが、インビテーションをもらったほうが審査に有利ですし、特典のグレードも高くなります。
以下では、インビテーションをもらうのにおすすめなゴールドカードを紹介するので、参考にしてみてください。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメックスゴールドは、プラチナカードの中でも人気の高い「アメックス・プラチナカード」のインビテーションがもらえる可能性が高いゴールドカードです。
アメックス・プラチナカードは、元々インビテーションがなければ利用できないカードだったのですが、近年、インビテーションがなくても申込めるようになりました。
ただ、自分から申込めるようになったとはいえ、審査はそれなりに厳しいと言われており、年会費(13万円)からしても、審査基準の厳しさを予想することができます。
そのため、なるべく確実にプラチナカードを入手したいなら、ゴールドカード経由でプラチナカードを入手するのもおすすめ。インビテーションをもらっていた方が、審査にも通りやすくなります。
三井住友カード ゴールド
「プラチナカードの審査に通れる自信もないし、高い年会費が気になる」という方には、三井住友カード ゴールドがおすすめです。
プラチナカードよりも特典やサービスは劣りますが、ゴールドカードの中でもステータス性はバッチリの1枚。比較的入手しやすいことでも人気を得ています。
また、ゴールドカードを利用して実績を積んだら、プラチナカードへステップアップも可能です。
「プラチナカードを作ろうか迷ってるけど、なかなか決められない…」という方は、ひとまずゴールドカードを作っておいて、プラチナカードが欲しくなった時にランクアップする、という方法もいいかもしれません。
インビテーションが届くカード利用金額
「どれだけ金額を使ったらインビテーションが届くんだろう?」と疑問を抱く方も多いかと思いますが、残念ながらインビテーションが届くカードの利用金額は、どの会社も非公開です。
ちなみに、口コミなどを確認してみると、100万円~1,000万円と幅が広いのが特徴。カード会社によっても大きく異なるようです。
また、「インビテーションが届いた」という口コミには、以下のような共通点もありました。
- 延滞がない
- 一度に大きな金額を利用するのではなく、少しずつ利用しては支払うことを繰り返す
カード会社によって求められる利用金額は異なりますが、やはり「延滞なくこまめに利用する」ということが大切になるようですね。
自分にピッタリのおすすめプラチナカードは見つかりましたか?
今回はプラチナカードの基礎的な知識や、おすすめのプラチナカードについて紹介しました。
基本的には年会費が発生するので、申込むのに勇気が必要になりますが、中には「Orico Card THE PLATINUM」のように、年会費2万円ほどで持てるカードも存在します。
月々2,000円以下の負担でプラチナカードを持てるこの時代に、プラチナカードを作らないのは少しもったいないですよね。
「プラチナカードを作ろうか迷っている」という方は、ぜひこの記事を参考に自分に合ったカードを作り、いつもより贅沢な日常を過ごしてみてはいかがでしょうか?