SEO対策の基礎知識とSEOに必要な考え方と注意点【前半】

吉田
こんにちは!SEO&WEBディレクターの吉田です!

気づけばあっという間に2017年が終わって2018年を迎えてましたw

年が明けたかと思うと、すぐに新年会ですね。お酒の飲みすぎ、羽目の外しすぎには注意してくださいね!

さて、今日は11月3日~13日まで研修で参加したSEO・ウェブマーケッターの祭典「PUBCOM(パブコン)」に参加して、これからのSEOで必要と感じた事を、

【SEO対策の基礎知識】と【これからのSEOに必要な考え方】の前半後半の2回に分けて記事にしたいと思います!

吉田の内心
あっ!どうも吉田の内心です!

記事でご紹介する内容は、あくまで私個人の見解で感覚値のような部分もあるので「これが正解!」というわけではないのでSEOの基礎と今後の流れを知る上での参考として読んでくださいね!

SEOについてわかりやすく解説!

「よし!これからSEOを勉強しよう!」と思って、SEOに関する本を買ったり、いろんなサイトを検索してみたりするけど「一体、何が正しいんだろう…」ってなっていませんか?

そんな人のために、まずはSEOがどういった事なのか?何を目的にSEO施策をおこなうのかを簡単にご紹介します!

そもそもSEOとは?

SEOとは”Search Engine Optimization”の頭文字をとった略です。

個人・会社に関係なく、自分のサイトを検索エンジンに最適化することで、検索結果でより多く露出されるために行う一連の取り組みの事をまとめてSEOといいます。

吉田
SEO施策についてすごく簡単にいうなら、検索エンジンに気に入ってもらえるようなWEBサイトを作りましょうってことですね!
吉田の内心
間違ってはないけど…ざっくりしすぎてる…

SEO施策についての基礎知識と今後のSEOで考えるべき点は後ほどご紹介するので安心して読み進めてください!

なんのためにSEOをするのか?

SEOの目的を簡単にいうなら「検索を通じてビジネスを成長させる」が妥当だと思います。

正しいSEOは「設計」「技術」「マーケティング」などあらゆる側面からサイトを改善することで、自分のサイトが検索結果でより多くの人に見てもらえるようになります。

SEOは特徴として、PPC(Pay Per Click)のように費用を掛けなくても、自然流入によるアクセスを獲得する事ができるのが大きなメリットになります。

たとえばWebでの集客に予算を掛けられない会社があって場合、通常は広告費を払って自社商品のPR・サービス申込みへの誘導しなければいけないところを、

SEOで上位表示できれば、広告費を掛けなくても安定的なアクセス(集客)を生み出す事が可能になります。

吉田
SEOができれば広告費に割くはずの予算を商品開発に傾けるなんて事もできちゃいます!

ただ、SEOは水物というぐらい検索エンジンは日々アルゴリズム変更を繰り返しているので「これをやれば完璧だよ!」というものはありません。

たとえばですが、同じキーワードに対して、
10人のアフィリエイターが一斉にサイト作成をしたとしても…

  • サイト作成に使用するツール
  • テーマに対して扱う情報の範囲
  • 記事の書き方
  • SEOで使用できる資源・コスト
など十人十色の考え方、やり方があるので、たとえGoogleでの検索結果が全10件だったとしても、当然、SEO対策の差で1位~10位の優劣は付けられてしまいます。

その他のサイトとの「差」を埋めて、さらにライバルに差を付けるSEO施策について、まずは基礎的な部分をご紹介したうえで、今後の考え方の部分をご紹介します。

SEOで知っ得べき基礎知識!


吉田
SEOについてぼんやりと、どういった事を行うのか分かったと思うので、ここからはSEO(Search Engine Optimization)にはどういった種類があって、どんな施策をするのかを簡単に解説します!
ここからわかる事
  • コンテンツSEOの概要と基礎
  • SEO内部の概要と基礎
  • SEO外部対策の概要と基礎

コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOという言葉が登場したのは2013年頃で、SEO施策のなかでは若手的な存在です。

コンテンツSEOという言葉が登場した背景

コンテンツSEOという言葉が出てきた背景には、Googleがサイトのコンテンツ内容を直接的に評価する仕組みがアルゴリズムの中に実装されてきたことが考えられます。
濃い内容の記事にはある一つのワードに対して関連して出てくる『共起語』という概念や、図やイラストの中身のオリジナリティの判別、その中のイラストで書かれた文字をテキストに変換する技術などが挙げられます。

そうした背景がある中で私達としてやるべき事と言うのは、ターゲットとするユーザーが困っていることや、興味のあり知りたい事に対しての情報をコンテンツとして発信していき、より多くのユーザーとの接点を作ることで、関係性・ファンを作り増やしていく取り組みといった感じです。

SEOのマーケティング視点からだと、継続的にコンテンツを発信して露出の機会を増やす事で自然なリンクをサイトに集めて総合なトラフィックを流入される目的でおこなうSEO施策のことを、コンテンツSEOといいます。

コンテンツSEOの成功パターンとしては、ここ1.2年でよく聞くようになった「バズった」「バズる」といったように、巷やSNSで話題になったページが拡散され、トラフィックの増加に成功したらSEOとしても成功といっていいと思います。

吉田
コンテンツSEOでは意図しないバズり方として【炎上】という負のトラフィック増加もあります。

最近だと医療情報サイトのWE◯Kがニュースになった事で炎上したなどが記憶にあたらしいですね。

くれぐれもユーザーに不利益をあたえる情報ではなく喜んでもらえるコンテンツを発信していきましょう!

SEO内部対策とは?

内部SEO対策は読んで字のごとく、サイト内に対してSEO的に有効な施策をおこないます。

Googleが進化が進み、ブラックハットでのリンクSEOが通用しなくなってきている現在では、コンテンツSEOと並んで、検索結果での上位表示をするための重要な要素になっていきています。

具体的な施策ポイントとしては、ページ単位でSEOキーワードを意識したh1タグ、titleタグの適切な設定、DescriptionhもSEOキーワードを意識して設定するといった施策はもちろん。

2~h6を適切に使用してページ内のコンテンツをユーザー・検索エンジンが把握しやすい構成にするのも重要です。

細かいところでは、画像に対してalt要素を分かりやすく記述するというのも、軽視されがちですがやっておくといい施策になります。

あとはユーザーからは直接わからないですが内部リンク重要でこれが…

吉田
書いていて思ったんですが分かりずらいですねw

なので、内部SEO対策で最低限抑えておくべきポイントを下記にまとめます!

吉田の内心
気づいたんなら最初から箇条書きにしてくれればいいのに…^^;

SEO内部対策の重要ポイントまとめ

SEOを意識したタイトル・h1を設定する
ページのタイトルには検索結果をユーザーが見てくれた時に、クリックして内容を見たいと思わせるタイトルをキーワードを含んで30文字以内で設定しましょう。

長ければ説明できると思う人もいますが、長すぎるタイトルはページテーマを薄くしてしまううえに、どのキーワードで上位表示べきかGoogleに伝わりにくくなってしまいます。

時間を掛けていいので簡潔かつ魅力的なタイトルになるよう目指しましょう。

クリックしたいと思うディスクリプションを設定する
ディスクリプションのSEO効果は以前に比べると重要度は下がってきていますが、検索をしてきたユーザーが最初にサイトを知るきっかけになる部分がタイトル×ディスクリプションです。

タイトルでSEOを意識し、ディスクリプションでユーザーを意識するのが良策なので、ユーザーが読んでクリックして中身をみたいと思わせる内容を設定しましょう。

最近の検索行動はスマートフォンを使うユーザーが多いので、スマホに最適化する形で、なるべくディスクリプションの前半で内容をまとめられるといいですね!

見出しタグをわかりやすく設定する
見出しタグは重要なものから順番にh1→h2→h3というよう設定していきます。

通常だとh6まであり、全てを使う機会はほとんどありませんがh1は1ページの中で1回だけ使用し重複をしないというルールだけ覚えておきましょう。

見出しで意識するべき事は、見出しを付けて文章に段落を付ける事でコンテンツ全体を把握しやすくするべきというポイントです。

SEO的網羅性を確保したコンテンツ
サイト全体での上位表示をするために必要なSEO的網羅性を意識したコンテンツ作成が重要です。

関連語・共起語が適切に入っている質の高いコンテンツ記事が入れ込まれたサイトは、検索エンジンからも高い評価を受けやすくなるので、コンテンツを作成する際は企画・調査・設計をしっかりとおこなったうえで作成するようにしましょう。

吉田
「関連するキーワードを文章中に入れ込みましょう」という人もいますが、関連語・共起語のなかにも不要なものはあります。

一つ一つ、キーワードが抱えている不安は悩みを調査したうえで取捨選択をしてコンテンツを作成してくださいね!

画像にも怠けずaltタグを設定する
altタグとは、HTMLのimg要素(画像)の代替となるテキスト情報の事です。

クローラーが画像の説明を把握するために設定するSEOの中でも基本中の基本ですが、アフィリエイトサイトや会社サイトでも設定されていないサイトを散見します。

altタグを設定しない事は、SEO的にはもちろん不利な要素になりますが、テキストブラウザや音声読み上げブラウザでは、画像ではなくalt属性に記載された内容がテキストとして表示したり、読み上げられる事になります。

altタグには設置した画像を簡潔に説明するようなテキストを入力するようにしましょう。

吉田
一昔前にはaltタグにテキストを詰め込む手法がありましたが、的を得ていないaltテキストはSEOに負の影響を与えます!ユーザビリティを「意識して分かりやすく簡潔に!」を心がけてください。
内部リンクを整理する
内部リンクは、サイトの内部(同ドメイン内)で貼られるリンクのことです。

主な内部リンク部分についてグローバルメニュー・パンくずリスト・フッターのリンクからクローラーがリンクを巡回して、そのドメインの中で内部リンクが多く貼られているページ=重要なページ(ほとんどの場合はトップ)と判断をして対象ページの評価を上げるために使用します。

内部リンクの構造は大きく変更することで検索順位にも影響する重要なSEO内部対策になりまので、サーチコンソールの「内部リンク」から、ドメイン内での優先順位が正しく設定されているかを確認してみましょう!

サーチコンソールでの確認


吉田
内部リンクはサチコ(SearchConsole)を設定しておけば簡単に確認できるので、定期的に確認と、必要に応じて修正しましょう!
吉田の内心
ここで内部リンクの注意点なんですが、テンプレートの共通部分からの内部リンクは検索エンジンでは評価されません。

また、ただトップページに飛ばすだけでは無効化される可能性があるので、関連するテーマを扱っているページから内部リンクを張ってあげることで検索順位にプラスの影響を与えてくれます!

クローラーが迷わないURL設定をする
一つ前に解説した内部リンクにも関連する事ですが、クローラー(Google botなどのサイトを巡回してくるロボット)が正しくサイトをクロール(巡回)してくれないと、新しく公開したページが検索結果に正しくインデックスされません。

無駄のサイト構造を構築して最適化する事ができれば、無駄なくページがクロールされてクローラビリティを改善する事で、SEO的にも有利にはたらきます!

吉田
クローラビリティを改善する対策で一番簡単なのが不要or低品質ページへのnoindex設定です!

robots.txtを使用しての施策もあるのですが、設定を間違えると必要なページへのクロールを阻害してしまうリスクがあるため、良くわからない人はnoindexを対象ページに入れる対策から始めてみてください!

SEO外部対策とは?

SEO外部施策は、2~3年前まで、検索順位を上げるために多くのSEO業者・アフィリエイターがおこなっていた被リンクを利用するSEO施策のことです。

現在では、Googleの検索エンジンシステムが進化したことで、良質なコンテンツ+良質な被リンクの両面が揃っていないと上位表示は難しいですが(一部のミドル・スモールはまだいける)以前は、検索結果の上位を狙っているサイトに対して、自作自演の被リンクをおこなうブラックハットSEOが有効でした。

吉田
「以前は…」という書き方をすると、もう効かない施策なのかと思うかもしれませんが、現在でもSEO外部施策は検索上位を狙ううえで重要な指標の一つです。

ただ今は、被リンクの質の重要度がましていきているため、以前のように、数多くのリンクをいれても、質の低いサイト(Googleのガイドラインに当たらないサイト)からのリンクは無効化されてしまうため、被リンクの質を上げる事が重要になってきています。

吉田の内心
「今はどんな外部施策が有効なの?」と思った方は次回の【これからのSEOに必要な考え方】で、効果的な方法を具体例を交えてご紹介しますので少々おまちください!

最後に…

以外に長文になってしまいましたがSEO対策について、要所をかいつまんだうえで、なるべく簡単にわかるようにご紹介しました。

これからWEB担(WEB担当者)になって、SEOについてすぐに知りたい人、これから副業でフィリエイトを始めようと考えていたSEO対策について勉強しようと思っている人に、少しでもイメージが伝わったらうれしいです。

ただ今回記事でご紹介したので、SEO対策のなかの基礎部分になります。また初めにお伝えしたように、私が描いた記事が正解ではないので色々な情報をインプットしたうえで、施策の取捨選択をしながらインターネットビジネス・SEOについて極めていっていただければと思います!

最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。また次回の記事更新を楽しみにお待ちいただければ嬉しいです!

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最後

ABOUTこの記事をかいた人

ウェブスターマーケティングでWEBディレクターとしてSEOやメディア事業部の企画・制作を担当しています!弊社ならでは情報、私ならでは情報をご提供できるよう毎日アンテナを張り巡らせて精進してまいります^^