「SEOはコンテンツだ!」耳にすることが多いですが、上位表示する質の高いコンテンツを作ることができる人はどれくらいいるでしょう?
社内でも色々な議論がなされ、日夜研究、検証を繰り返してきました。
最近物凄くグーグルの頭が良くなっているので、そもそも検索エンジンを騙そうとか欺こうとか、もはや私達でどうにか追いつけるレベルではなくなってしまいました。
ブラックSEOのみで稼いでいた人の多くがペナルティで収入を削られ、スパムで飯を食べてきた人が露頭に迷ったりと、もはやリンクを送るだけのブラックハットSEOは壊滅状態です。
じゃあ、どうやって今後も稼ぎ続けるかと考えたらやはり、、、
グーグルが設けたルールに反することはしない。
安定的に、そして継続して稼ぐためにはやはりこれしかないんですね。
今回の記事は「SEOに強いコンテンツを作る方法」と題しまして、私が日夜研究しているコンテンツ制作の方法の一部を公開させていただきます。
半年前までは私もブラックハット一筋で、ライティングなんてしたこともなかったのですが、この方法を使って最近成果が出始めています。
もちろん、この方法が全てではないし、正しいか?と言われたら他にも方法はいくらでもあるかもしれません。
ただ、上位表示するための手段を数多く知っておくことはSEOでお金を稼ぐなら知っておいて損はないと思います。
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SEOに強いコンテンツを作る5つのステップ
SEOで上位表示に成功できるコンテンツ作成のフローを5つに分解して解説させていただきます。
当たり前といえば当たり前の部分も出てきますが、全て重要なフローですのでライティングする時にこのページを見ながら参考にして頂けると嬉しく思います。
【ステップ1】リサーチ
自分がライティングする市場、ジャンルについてのリサーチを行います。
- ジャンルについての知識
- どんな悩みを抱えている人が多いのか
- 扱われる商材についてなど
ジャンルについての知識量
私は「産み分け」という妊活ジャンルのコンテンツ制作をする際に専門書2冊を読み込みました。
情報をインプットしライター自身の知識量を増やす目的があります。
コンテンツSEOを語られる時に「情報の網羅性、専門性が重要」と耳にしますが、いざ検索してアフィリエイトサイトを見てみると、長文だけで内容の薄いコンテンツが増えています。
これらは見せかけの「網羅性」ばかりで内容の「専門性」がないものばかり。
最近では長文だけのコンテンツが順位を下げたりして、文章の質の部分を見られ始めています。
内容に深みが出ないのはライター自身に知識がないからです。
情報の専門性を高めるためにもライター自身がインプットをすることが、後の順位やSEOに物凄く影響すると私は考えています。
- 専門書
- 学会論文
- ヤフー知恵袋
- その道の権威のインタビュー動画など
amazonで評価の高い本を購入したり、論文検索を利用して専門用語やそのテーマで扱われることが多いような子テーマなど目を通しておくことが多いです。
検索結果の枠にハマらないよう私は初期段階でグーグル検索を利用しません。先入観のないところから0ベースで
どんな悩みを抱えている人が多いのか
その市場に興味があるターゲットはどんな悩みを抱えているのかも調べましょう。
マインドマップなどに書き出しておくと、後々役立ちますのでオススメです。
- ヤフー知恵袋
- クラウドワークスで悩み募集
- ETC
【ステップ2】ペルソナの設定
リサーチをした上で次は記事を書くターゲットを決定します。
「ペルソナ」と呼ばれる見込み客を妄想して作り上げる手法が有効です。
試しに例を挙げてみましょう。
産み分けをしたいと考えている結婚5年目28歳主婦のさおりさん。
1人息子のいる専業主婦で二人目の子供を考え中。
一人目が男の子で思った以上に育児が大変なので次は女の子が生まれてくればいいなと密かに考えている。最近テレビで「産み分け」という言葉を知り、性別を産み分ける方法があるのを知った。
このように記事を書く相手を勝手に作り上げるだけで、文章の構成とか、使う文章表現とか、この人をCVさせるためにはどんなコンテンツがいいのか、ライティングの戦略が決まりだします。
ターゲットを狭めれば狭めるほど、読まれる文章になります。
今回の記事でいえば、私はこのようなペルソナを設定しています。
アフィリエイトを初めて数年。
ブラックでSEOしていたサイトが軒並みペナルティを受け、コンテンツSEOを利用したアフィリエイトに取り組もうと考えている。
報酬は7桁稼いだ経験もあるが、今後のSEOアフィリエイトに不安を感じている。
ペルソナを作って文章を書くことで相手が絞れるので非常に便利です。
この設定はずっと使い続けるのでメモ書きなどをしていくといいでしょう。
ペルソナを作る時の項目
- 年齢、性別、住んでいる場所
- 仕事
- 生活パターン(起床時間、通勤時間、勤務時間、就寝時間、外食派or自炊派)
- 価値観、物の考え方
- 今課題と感じていることやチャレンジしたいこと
- 恋人・配偶者の有無、家族構成
- 人間関係
- 収入、貯蓄性向
- 趣味や興味の対象
- インターネット利用状況
具体的にすればするほどいいとされていますが、私はマーケティングする際に必要な項目だけ必要な人物像を作ることにしています。
上の項目からCVさせたい商品に関係のある部分を使ってみて下さい。
【ステップ3】徹底的な競合分析
競合分析といっても作業内容は高度なことをする訳ではありません。
SEOで上位表示したいキーワードを打ち込み、1位から20位までのサイトを読み込む。(実はこれが結構大変ですが。)
場合によってはサイト内容を全て印刷して、内容を熟読します。
サイトを熟読したら、シートを作って以下をまとめてみて下さい。
- 1位から20位までの記事構成と情報構成を抽出する
- 1位から20位までが上位表示している理由を自分なりに考える
エクセルにまとめてみると、こんな感じになります。
1位から20位までのコンテンツを熟読し、内容を抽出する作業をするとどんなクエリでも共通しているコンテンツがあるのに気が付きます。
多くの共通項がそのクエリに必要な「評価されるコンテンツ」ですので、それをベースにコンテンツを作っていくことになります。
殆どの人が上位1位から3位くらいまでしか読まずにライティングを開始しますが、2ページ目までしっかりと読み込むことで確実にSEOに強いコンテンツというものが見えてきます。
内容にも深みがでるので是非挑戦してみて下さい。
また、競合分析に欠かせないのがAhrefs(エイチレフス)です。
AhrefsはSEO分析ツールで、世界で60万人もの人が導入しています。
Ahrefsを使うことで、競合の上位ページ、被リンク分析などが簡単にわかります。
SEO上位表示のコンテンツを作るなら欠かせないツールの1つです。
【ステップ4】設計図の作成
まとめた情報を元に自分の記事の骨格になる部分の設計図を作成します。
具体的には主にマインドマップを使用して記事の見出しを最初に設定するというイメージです。
ここまでの作業をこなすと、徹底的な情報収集、インプット、競合分析によって最初とは見えている世界が変わっているはずです。これは選定したジャンルの情報量を増やすことで業界の流れや扱っている商材、どのような訴求のウケがいいのかなど理解できるためです。
設計図の例でいうとこのような感じです。
設計図のポイントは
- 全てのサイトのいいとこ取りをすること
- 他の記事にはない自分だけのオリジナリティを加えること
特にオリジナリティのところは重要です。
検索結果には異なる内容を返すアルゴリズムがあり、既に上位表示している内容に似通ったものは上がりづらくなります。
他の検索結果の共通項を満たした上で自分の記事だけで提供できる価値は何か、考えてみて下さい。
【ステップ5】ライティング
ここまでのプロセスを経て、やっとライティングです!
「何事も準備が8割」といいますが、ライティングも同様。
ここまでリサーチしてやっとライティングに取り掛かるわけですね。
書いていると情報を思い出したり、追加して書きたくなることもあるので完璧に設計図通りに書く必要はありませんが、最初に見出しを作ったり工夫して、何を伝えるのか軸をブラさないように進めていきましょう。
記事は情報設計を意識して!
情報設計という観点もライティングでは重要に思います。
抽象論の後に具体例が来るように、h2見出しを深掘りする内容にはh3見出し、そして更にh3を深掘りする内容にはh4など、どの情報にどの情報が格納されるのか、を意識して見出しを付けていきましょう。
SEO的な側面で考えた時に順位に影響するかと問われれば、影響は少ないと思います。
しかし、情報設計がしっかりしている文章はユーザーが読みやすく、結果的にサイト全体の回遊率が上がり、たくさんクローラーが来てくれる回数が上がったり、より上位表示スピードが上る可能性があります。
記事を書ききったら誰かに読んでもらったり、自分のスマホで読んでみたりすると尚いいです。
デバイスの枠による文章の長さは適切か、読みやすい語感になっているか、など推敲してみましょう!
一位になるまで改善し続ける
情報を更新し続けて常に最も詳しいコンテンツにアップデートし続けることがSEOに強いコンテンツを作るコツかなと思います。
WEB媒体のメリットは一度世に出した成果物を編集し続けられるところだと思うので、その恩恵を最大限享受しましょう!
- 最新情報が出たらすぐに追記
- 他のサイトにあって自分のサイトにないトピックを追記
- Ptengineなどヒートマップツールを用いて離脱率を下げる
常に最新情報を追記、読みやすい文章にこだわり続けましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今月入って動いている健康系のアルゴリズムを考えると、もはやSEOを考えるよりもユーザー体験を優先して考える方が今は近道だと私は感じます。
これから記事を書こうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。